なぜ就業規則の見直しが必要なのでしょうか
会社のルールが整っておらず、就業規則も未整備な場合、従業員が安心して能力を発揮できない
ばかりか、様々なトラブルを招く恐れもあります。
例えば、業績も良く給与水準も悪くない会社が意外にも未払い残業代トラブルに巻き込まれてしま
う、ということがあります。この原因が就業規則の未整備だったとすればとても残念です。未払い
残業代トラブルは企業と経営者を消耗させ、経済的にも大きな負担になります。また残業代問題は一
度火がつくと、他の従業員にも飛び火する恐れがでてきます。
労務トラブルを未然に防ぐために就業規則の整備・見直しを
… 就業規則が未整備ということは、労務トラブルに対して無防備ということです。…
就業規則が未整備な会社、就業規則を長い間改正していない会社、法改正に対応していない就業規
則を定めている会社はあらゆるリスクにさらされます。就業規則の規定が現行法令に反する内容だと、
その規定は無効とみなされてしまいます。(→法令等と就業規則との関係)
この場合就業規則は何の効力も持たず、存在意義がなくなってしまいます。トラブルを防ぎ、トラ
ブル発生時には盾となるべき就業規則が、会社を守ることができないばかりか会社を窮地に陥れて
しまいます。
○現行法令に則った内容になっているか
○会社の経営実態に合った内容になっているか
○トラブルを未然に防ぐ就業規則になっているか
○万一トラブルが発生した場合に会社を守れる内容になっているか
以上の観点から是非とも御社の就業規則をチェックされることをお勧めいたします。
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